お花屋さん。に小さな恋しました。part 32

次女と散歩がてらお花屋さんへ。

自宅用のお花を買いに。
今日は春を感じる暖かい日だった。

お店には、誰もいない様子。娘が先頭でドアを開ける。「いらっしゃいませ」いつものKさん。
娘が、笑顔を独り占め。私は後ろだったからドアを閉めるとか、なんやかんやしてる間に声だけのいらっしゃいませ。を聞いて。

娘に優しくこんにちは。をして下さり、お花をせっせと運ぶKさん。
私  「うわぁ、キレイなお花」
Kさん「それ、いいっすよ」
私  「いいっすか?」
Kさん「いいっす。いいっす。」
なかなか聞けないKさんの、言い回し。いつもとても口調が丁寧だから。
その後もKさん「良いですよね?そうですよね?」って。強めの口調でふざけてた。

もう1つの目的であるプリザーブドフラワーを予約。
どんな色にしますか??って。
好きな色合いを言ったら、じゃあこんな感じにしましょうか?と決定。
リザーブドなので、枯れることはないからできたら連絡をくれるとの事で、
と、ここで嬉しい出来事が。キャーと叫びたい位の嬉しい出来事。

予約表に「(名字)さん、名前も分かります。△△さんですよね。一文字目は漢字分かるんですが二文字目って、、?」
「△です。」
予約表に漢字でフルネームを書いてくれた。
ね、嬉しいでしょ?嬉しいよね?

私の名前を覚えていてくれた!
そして、呼んだと言うか読んでくれた!
Kさんの声で私の名前を読んでくれた。初めて。

SNSにも本名入れてないから、多分覚えてくれた方法は、ショップのスタンプカードの名前欄だと思う。
1枚目(現在は2枚目)のカードに名前書いてあったの。2枚目は、書いていないから、一枚目の時に覚えていてくれたんだなぁ。
飛び上がりたいほど嬉しかったけど、あまり表現出来なくて、話を変えてしまった。
私は名前の話来たーーーー。とばかりにこの前言ってた占いの本の話、
そうラッキーパーソンのイニシャルがKさんと一緒ってことを報告しよう。と思考を変換させた。
「あ、そう言えばKさんって名前◯◯さんですよね」
「そうですよー」
と私も初めてKさんの下の名前を声に出して言った。
実は、、、こうで、こうなんです。と説明をし、
「ラッキーパーソンなんですよ。」って言ったら、
「それは、光栄です。」とKさん。
「僕の方の占いにもイニシャル◯、△(私のイニシャル)が書いてあったら凄いですよねぇ?」
「そうですねぇ」私かなり今嬉しい。

私の下の名前は、あまり無い頭文字だから、
二人でほぼ同時に予約表の名前を見ながら「無いですね、このイニシャルは本には、載りませんね。あり得ないですね。」
と笑った。

「ラッキーパーソンなら何かしなきゃいけないかなぁ」と言うので「いてくれるだけでいいんです。」と言った。「そうか、いるだけで良いんですね。」だって。
お花を決めて、いつものやうに手際よく包んでくれたKさん、裏に行き「これ、もうすぐ散っちゃうからどうぞ。」ってキレイなラナンキュラスをくれた。
「包み直さなきゃ。包む前にやれば良かった。これって性格ですね。」とか言いながら丁寧に紐をほどいてアルミを外し、購入した花と一緒に入れて下さった。
私「後で思い付いたんですもんね(笑)!」
K「そうなんです。思い付いたんです。」

からしたら「嬉しい。」の気持ちしかないです。

お花を貰ったので、
「あ、もうラッキーな事がありました。」
「この一回で終わりかなぁ」
「そんなこと無いですよ。」って。
Kさんが言うと信じてしまう。本当にそんな気がする。
今後も良いことあるといいなぁ。
この占いは12月までの期間限定だからね。
大切に温めなきゃ。

レジでは娘がお金を渡してくれた。(成長を感じた)
お釣りはまた両手で渡してくれ、自然に手と手が触れた。嬉しい。自分からKさんの手を掴みに行きたい位嬉しい。それを行動にうつしたら引かれるよね。
理性で抑えてる。

お花は、やっぱり娘は受け取らず、私が受け取った。
いつもこの一連のやりとりがある。娘はいつになったら受け取る日が来るのだろうか。
でもお金を渡せただけでも成長だね。

そして「ありがとう」を言い帰路についた。
私は歩きながら、Kさんと話した事などを思い出して余韻に浸っていた。
会うと活力が上がる。色んなこと頑張れる。前向きになれる。

良い時間だった。ラッキーパーソン言えて良かった。