優しすぎるより、ツンデレ男子の方が得!?ツンデレ彼との出会い編

私の持論です。
短大の時に好きだった人の話。まず、出会いは私の一目惚れ。
私の短大は、四大も同じ敷地にあり教室や食堂とかも一緒。彼を見たのは私が一年生になりたての頃。
あのドキって胸を打たれた瞬間は今でも覚えている。食堂で友達と昼食を食べている時、目線の先のテーブルの人に目を奪われた!!
なんだろう?雰囲気かな?カッコいい!!ってドキドキした。赤い実、弾けた的な。
黒く日焼けしていて大きな瞳と白い歯が印象的。髪の毛は黒くて短くもなく長くもなく無造作、白いシンプルなTシャツにジーンズ。
何か目が離せなくて、こっそり見てた。
友達にもまだ言えず。
彼が先に食べ終わって立ち上がった時、Tシャツから出ている腕よりも更に下に伸びた手首の下が黒く日焼けしてるのが分かった。
瞬時に推理して、サーファーだと思った。まだ朝晩は肌寒い時もあるこの時季に、この日焼け。手首より下が日焼けしているということは長袖のウェットスーツを着ているということ。
という事は冬も海に入ってる根っからのサーファーだ。という事が分かった。
一瞬で、この情報量自分でもビックリ!私も海の近くに住んでいたから、ボディボードとサーフィンを少しかじっていたのだ。
私の長所?でもある人間観察が生かされた瞬間だ。

彼のどこに一目惚れしたかと言うと、顔は少し遠くてはっきりとは、分からなかった。きっと彼の出してる全体の雰囲気だね。そして日焼けを見つけて彼の秘密を発見した気がしたのかもね。
私はサーファーが好きだ。チャラい人ではなく、真剣にしてる、ただ単純に海が好きだからって理由の。憧れに近いのだと思う。自分が上手にサーフィンが出来ないから。波に乗ってるのを見ると単純にすごいなぁ、かっこいいなぁって思う。

白いTシャツで無造作ヘア、飾ってなくてとても自然体で惹かれるものがあった。
それが一方的な出会いだった。
それから、今日は、いるかな?と毎日食堂に行き何回か目撃した。廊下ですれ違う事もあった。
日が何日か経ち、もう友達にも気になる存在を話していた。
あそこにいた!かっこいい!と中学生の頃の片思いみたいな感じ。
友達も素敵な人を見つけて、二人であの人の名前、ゆうやっぽいよね!◯◯っぽいよね!と勝手に妄想して名前をつけて、楽しい毎日だった。
実際の名前は「たかひろ」で、全然違ったんだけどね(笑)

そして私は短い手紙を書きました。渡せたらいいなぁ位の気持ちで。確か、「私は◯◯と言います。良かったら友達になってください。携帯の番号とアドレス」あの頃はまだスマホもラインも無いから。

手紙のことを友達に話したら、それ絶対渡しなよー!と友達の方が張り切ってくれて、次の授業の教室に移動してる途中なんと一室に、彼といつもつるんでいる3人の友達だけが部屋の中に、、、。このとんでもない偶然に、友達は興奮気味で「もう呼ぶよ!」「ちょっと待って!心の準備が!」「今しかないよ!」と言葉を残し私の返事を待たずに、ドアをガラガラガラ一斉に四人がなんだ?と言うような表情で友達を探っている様子、
「すみません、ちょっと良いですか?あなたです。」と手で、彼を誘導。
もう行っちゃったから行くしかない!
「あの、これ読んで下さい」「は い」と突然の出来事で状況が飲み込めていない様子なのか、彼はクールに受け取ってくれた。
私は突然の事で心の準備ができてなかったけど、意外と冷静に渡せてた。
彼が私を見てくれた。そして突然の手紙を受け取ってくれた。それだけで嬉しかった。
ドキドキしたけど勇気を振り絞ってくれた友達に心の底からのありがとうだった。
もう、その後はメールが入るかずーっと気になってしょうがない!
でも、多分メール来ないな。って期待しないように心掛けた。
いつものように夕方帰りの電車に友達と乗っていた、そしたらメールが来た。もう今日メールが来たら彼からだと思っていたから、もしかして、、。と
ドキドキしながら、メールを開くと知らないアドレスが!
「初めまして。◯◯です。友達になりましょう」みたいなシンプルな文章だった。
シンプルな文章も私好み。
もう大興奮。電車が違う友達にもすぐ報告。凄く凄く嬉しかった。
電車で、すぐにお礼のメールをし、その夜はお互いの事をメールで色々聞いて話した。
このやりとり最高に幸せで楽しくてしょうがない。
今、書いててあの頃の事、思い出して幸せな気持ち。青春だね!!

という、ドラマチックな出会いをした彼ですが、

それから、しばらくやりとりして会う約束をしたと思うんだけど、彼と初めて遊んだ日の事はあまり覚えてないなぁ。何故だろう?

そして、のちに短期間お付き合いをすることになったのですが、この彼がツンデレだった。
こんなに出会いのくだりを書く予定では無かったから題名の内容までたどりつけなかった。すみませんが続きで書くことにしよう。
あー青春時代に戻りたい。胸キュンしたい。